ミラドライ
- においを抑える
- 入院不要
- わきが治療
- 多汗症治療
ミラドライとは?(わきが・多汗症治療)
切らずに”ワキ汗”を軽減!
効果・安全性の高いワキ汗治療
わきが治療にはいくつかの治療法がありますが、一時的な効果しか期待できないものも多く、再発してしまう可能性があります。
当院が行っているmiraDry®(ミラドライ)は、国内で唯一※のマイクロ波によるワキ汗治療器として薬事承認を取得した「切らない」ワキ汗治療器です。
(※2020年3月現在)
皮膚にマイクロ波を照射すると、細胞内に含まれる水分子が振動し、熱が発生します(誘電加熱)。皮下組織が真皮と異なる伝導性・誘電率を持つため、マイクロ波は皮下組織で反射します。これにより、汗腺が存在する真皮深層から皮下組織浅層に温度の高いヒートゾーンを形成し、汗腺を焼灼・ 凝固させます。
ミラドライが非侵襲でありながら高く長期的な効果を実現できるのは、汗腺が存在する層を、”点”ではなくその領域一帯を加熱できること、汗腺が焼灼・凝固する高い温度での加熱が可能であることがあげられます。
”点”での加熱では打ち漏れが生じる可能性があり、また、低い温度での加熱では汗腺が機能を停止するだけの熱損傷を与えることは難しいと考えられます。
また、このmiraDry®によるワキ汗治療のメカニズムは、皮膚表面のコンタクト・クーリングにより、ヒートゾーンを真皮と皮下組織の境界付近にとどめ、さらには表皮に向かう熱伝導の影響を抑え、表皮や真皮浅層の熱損傷を防ぎます。
これにより、非侵襲でありながら、安全で効果的なワキ汗治療が可能になります。
miraDry®の安全性
外科的な治療では、患部の固定や圧迫などの術後の処置が必要になりますが、ミラドライはそれらの処置が不要で、血腫ができるリスクや術後のトラブルが少ないのも大きなメリットといえます。 患者にとっても患部の圧迫固定や通院・入院が不要なため、日常生活に支障がでることはほとんどありません。
また、皮膚を冷却することで、表皮や真皮上層の熱損傷を防ぐため、熱傷や合併症、色素沈着のリスクは低く、一時的な赤みや腫れなどはありますが、重篤な有害事象は報告されていません。
ミラドライの効果と安全性は FDA(アメリカ食品医薬品局)で認められており、腋窩多汗症、腋臭症、減毛の適応で承認を取得しています。(日本国内では腋窩多汗症のみ、薬事承認を取得しています。)
わきがの原因
ワキの下には、アポクリン線とエクリン線の2つの汗腺と皮脂腺があります。これらの分泌液が混ざり合い、皮膚表面の細菌や雑菌により分解され、これがわきがの原因となり、特有のにおいが発生します。
“ワキ汗のにおいが気になる”“洋服に黄色い汗じみができる”“家族にわきが体質の人がいる”など、「もしかして・・・」と思った時には、一度ご相談ください。
わきが・多汗症は適切な治療で確実に改善できます。
miraDry®によるワキ汗治療のメカニズム
よくあるご質問
効果はありますか?
医学的根拠に基づいたメカニズムによって、発汗の減少が確認されており、国内薬事承認、 および FDA 承認を取得しています。
※効果のあらわれ方には個人差があります。
臭いも減りますか?
汗の量が減ることにより、汗臭軽減効果も期待できます。
※効果のあらわれ方には個人差があります。
適応かどうかの判断はどのようにするのですか?
患者様の自覚症状によって多汗症の重症度を判定するHDSS※ が、一般的に使われています。
※HDSS(多汗症疾患重症度評価度)
安全な治療法ですか?
重篤な有害事象の報告はありません。血腫ができるリスクや術後のトラブルが少なく、 ダウンタイムによる日常生活への影響は軽度です。
効果はいつ頃から感じられますか?
治療直後から効果を実感される方が多いのが特長です。
また、治療1ヶ月後において、被験者 の83%以上にHDSSスコアの改善が認められています。
※効果のあらわれ方には個人差があります。
効果は継続しますか?
治療2年後において、フォローアップできた全ての被験者に、HDSSスコアの改善が認められています。
汗腺を焼灼・凝固させるので、長期的な発汗抑制効果が期待できます。
※効果のあらわれ方や持続期間には個人差があります。
1回の治療で効果がありますか?
多くの方は1回の治療で効果をご実感いただきますが、医師の判断により必要に応じて3 ヶ月以上の期間を空け、2回目の治療を実施することがあります。
1回目の治療で効果を実感して 2 回目も受ける、という患者様もいらっしゃいます。
※効果のあらわれ方には個人差があります。
施術の流れ
- まずは無料カウンセリングのご予約をお取りください。お悩みやご相談、ご希望を受け付けスタッフが承ります。
- 小西院長が患者様のお悩みをしっかりと伺い、施術法を丁寧にご説明、ご提案いたします。疑問点はご遠慮なくお尋ねください。
- ご納得いただいた上でご都合のよい日時をご予約ください。内容によってはカウンセリング当日の施術も可能です。
- 患部に局所麻酔を行い、照射部位をマーキングしてから照射します。
- 施術後はアイスパックで15分〜20分程度患部を冷却します。
治療補足
処置時間 | 両ワキで約1時間~1時間30分程度となります。 |
通院 | 必要ございません。 |
入浴 | 当日より可能です。 |
注意事項 | ・施術後は赤みや腫れが生じることがありますが、、徐々に収まります。 ・施術前1週間、および施術後1ヶ月は施術箇所の脱毛はお控えください。 ・ワキの毛の自己処理は、施術の前日までにお済ませください。 |