脱毛について

脱毛とは？

毛周期

毛が生え変わるサイクルのことを「毛周期」といいます。
医療機関によっても差はありますが、レーザー脱毛の治療を受けた後2～3ヶ月間の間隔をあけて次回の脱毛治療を行うことがほとんどです。この「2～3ヵ月間」という脱毛のスケジュールは、毛周期に大きく関係しています。
毛周期には主に「成長期」「退行期」「休止期」がありますが、レーザー脱毛は「成長期」の毛にしか効果がありません。
毛は、休止期→成長初期→成長期→退行期の4段階で生え変わりを繰り返しており、身体の部位によっても毛周期は異なります。同じ部位の毛でも、「成長期」の毛と「休止期」の毛が同時に存在します。「成長期」の毛は全体のわずか20%程度で、その他の毛は「退行期」「休止期」などのためにレーザー脱毛の効果は期待できません。
脱毛部位や個人差により違いはありますが、1回の治療で脱毛できる「成長期」の毛が全体の20%とすると、全ての毛が脱毛できるのは5回ということになります。

1. 休止期

毛母細胞の細胞分裂が完全に停止して毛が抜け落ちる状態を、休止期といいます。

2. 成長初期

成長初期は、毛乳頭から毛母細胞に栄養を送って細胞分裂を繰り返し、毛の成長が始まります。

3. 成長期

さらに毛母細胞の細胞分裂が活性化され、毛が非常に伸びる状態です。

4. 退行期

退行期は、成長期で盛んに行われていた細胞分裂がストップして毛の成長が止まり、休止期に入るまでの状態です。退行期を経て、新たなサイクルに入ります。

医療レーザー脱毛機器の種類

医療レーザー脱毛は専門の医療機関でしか行うことができない“医療行為”です。エステサロンで使用するレーザー脱毛機は、高出力の「医療用レーザー脱毛機」と比べて低出力で施術を行うため、脱毛効果はとても低いものです。
また、医療機関であれば、医療行為を伴う治療も可能ですが、エステサロンなどではそれらの処置が行えず、安全性が高いとは言えません。さらに、時間や効果の持続性の面からも、信頼性の高い安心安全な医療機関での脱毛をおすすめします。

■ダイオードレーザー

当院で使用している米ルミナス社の新型レーザー脱毛機「ライトシェア・デュエット」は、ダイオードレーザーの新型脱毛マシンです。日焼けした肌や色素沈着の多い肌に対しても、より広く適応できると言われています。
皮膚を吸引しながら照射するため、皮膚が伸ばされて毛の間隔が広がることでレーザーの熱が分散され、痛みが大幅に軽減されます。
痛みがほとんどなく照射面積が広いため、施術時間が短縮されて、患者様の負担が大幅に軽減されます。

■アレキサンドライトレーザー（ジェントルレーザー）

日本では最も一般的な医療レーザー脱毛機器です。
アレキサンドライトレーザーの光線は、皮膚表面を透過して毛根と毛包（毛乳頭）のメラニン細胞だけに吸収されます。
皮膚にメラニンを多く含む東洋人に最も安全に治療できるといわれています。
レーザーと一緒に空冷ガスを発射することで、皮膚を冷却する方式を採っています。痛みは、輪ゴムで弾かれたような感じで、照射時にバチっと音がするのが特徴です。

■YAGレーザー（ヤグレーザー）

肌奥までレーザーを届けることが出来るので、ワキやVIOなど太く濃いムダ毛や男性のヒゲ脱毛に向いています。メラニン色素に反応しにくいため、色黒肌や日焼けした肌の脱毛も可能です。痛みは、医療レーザー脱毛機器の中では最も強いとも言われており、熱さを似た強い痛みを感じるという方が多いようです。
ダイオードレーザーやアレキサンドライトレーザーと比べると脱毛効果が少ないため、導入クリニックは少ない傾向にあります。

医療レーザー脱毛のメリット

米ルミナス社の新型レーザー脱毛機「ライトシェア・デュエット」は、従来機器比で痛みを大幅に軽減、施術時間も1/3にまで短縮。

世界的美容機器メーカー・ルミナス社より最先端メカニックを搭載した「ダイオードレーザー脱毛機”ライトシェア・デュエット”」を導入致しました。従来のレーザー脱毛機に比べ、ほとんど無痛で、温かみを感じる程度です。照射面積が広くなり、施術時間も１/3に短縮されました。全身で３時間、背中ならわずか15分で終了します。